どうやったら『夫婦カウンセラー』になれる?『夫婦カウンセリング』を始めるには?|夫婦カウンセリングTIALLY

どうやったら『夫婦カウンセラー』になれる?『夫婦カウンセリング』を始めるには?

近年、夫婦関係やパートナーシップの悩みを抱える人が増え、「夫婦カウンセラー」という職業に注目が集まっています。
離婚率の上昇、共働き家庭の増加、家庭内ストレス、SNSや価値観の多様化――これらの要素が重なり、夫婦間のすれ違いや孤立が深刻化しています。
そんな中、第三者として冷静に夫婦関係を整理し、再び対話を生み出す役割を担うのが「夫婦カウンセラー」です。
この記事では、資格や学び方、具体的な始め方、そして開業までの流れを詳しく紹介します。

1. 夫婦カウンセラーとは?

夫婦カウンセラーは、夫婦や恋人、家族間の人間関係に関する問題を専門的に扱う心理支援の専門職です。
一般的な「心理カウンセラー」と異なり、個人ではなく「関係性そのもの」に焦点を当て、双方の感情・価値観・過去の背景などを整理しながら、対話の再構築をサポートします。

主な相談内容には、次のようなものがあります。

  • 会話が減り、気持ちがすれ違ってしまった
  • パートナーの浮気・不倫が発覚した
  • 離婚か修復か迷っている
  • 子育て・家事分担をめぐる衝突
  • 夫婦生活や性に関する悩み
  • 再婚や親との同居など、家族関係の再調整

単に「話を聞く」だけでなく、心理的背景を理解し、感情整理・関係修復・意思決定をサポートする専門性が求められます。

2. 夫婦カウンセラーになるには資格が必要?

実は「夫婦カウンセラー」になるための国家資格は存在しません。誰でも始めることは可能ですが、信頼を得るためには一定の知識と技術が必要です。
心理学や対人援助の知識を体系的に学ぶことが、相談者の安心感と信頼につながります。

代表的な資格の例

  • メンタル心理カウンセラー(民間資格)
  • 夫婦問題カウンセラー(各種団体発行)
  • 認定心理士(大学心理学課程修了者)
  • 公認心理師(国家資格)

資格そのものよりも、「実際の現場でどのように寄り添えるか」「関係修復の知識をどう活かせるか」が重要です。心理の基礎+実践スキルが鍵になります。

3. 夫婦カウンセリングを始めるための準備

ステップ①:基礎学習と実践トレーニング

まずは心理学やカウンセリング理論を学びましょう。独学でも可能ですが、通信講座やオンラインスクールで学ぶ方が効率的です。
「傾聴」「共感」「リフレーミング(物事の捉え方を変える技法)」など、対人援助のスキルを身につけると、相談の現場で大いに役立ちます。

また、模擬カウンセリングやケーススタディを通して「感情の受け止め方」「夫婦双方への対応」「対話の導き方」を経験的に学ぶことも大切です。

ステップ②:経験を積む

理論を学んだ後は、実践を通して「人と向き合う力」を養います。
たとえば地域の相談ボランティア、オンラインの無料相談、カウンセラー養成講座での実習などがあります。
多くの人と対話する中で、「共感のバランス」や「中立性の維持」など、教科書では学べない現場感が得られます。

ステップ③:活動スタイルを決める

夫婦カウンセラーの働き方は人それぞれ。次のような形があります。

  • ① 個人開業型: 自宅やレンタルオフィスを利用して対面またはオンラインで実施
  • ② 所属型: カウンセリングルームや相談所に勤務し、組織の一員として活動
  • ③ フランチャイズ加盟型: TIALLYのような専門ブランドに加盟し、研修・集客・運営サポートを受けながら独立

初めて開業する場合は、信頼性のあるブランドの仕組みを利用することで、集客面や運営面の不安を大きく減らすことができます。

4. 開業時に必要な準備と注意点

  • 屋号(事業名)の決定と名刺・ロゴの準備
  • 料金メニュー(初回面談・継続・オンライン等)の明確化
  • 利用規約・同意書の整備(トラブル防止)
  • 個人情報保護・守秘義務の徹底
POINT:ZoomやLINE通話などを使えば全国対応が可能。家庭と両立しながら在宅での開業もできます。

5. フランチャイズという選択肢

心理の知識はあっても、「集客・開業・運営」の部分が不安という方は多いです。
そんな方に人気なのが、夫婦カウンセリングTIALLYのフランチャイズ制度です。

TIALLYでは、開業前に本部研修を受講し、
・実際の相談対応ロールプレイ
・ヒアリング・報告フォームの使い方
・面談記録・請求管理の方法
・SNS発信やHP集客の基礎
など、開業に必要なスキルをすべて身につけることができます。

また、オリジナルの運営マニュアルやHP提供、加盟後の定期サポートも充実。
未経験からでも「最短2週間」でスタートできる設計になっています。

6. 夫婦カウンセラーに向いている人

夫婦カウンセラーには専門知識だけでなく、人としての柔軟さが求められます。次のような方が特に向いています。

  • 人の話を聞くのが好きで、共感力がある
  • 感情に流されず、冷静に判断できる
  • どちらの立場にも偏らず、公平に接することができる
  • 相手の幸せを心から応援できる
  • 学び続ける姿勢を持っている

特に近年は、元保育士・結婚相談所運営者・心理士など、異業種からの転身者が増えています。人生経験を活かせる職業として注目されています。

まとめ

夫婦カウンセラーは、資格がなくても始められる「人の人生を支える仕事」です。
一方で、相談者の人生に深く関わる分、学びと実践を重ねる覚悟が必要です。

独立・副業・キャリアチェンジなど目的に応じて、学び方や活動の形はさまざまです。
まずは一歩踏み出し、関係修復の現場を体感してみることが大切です。